9月1日（日）、「ぼくたちの中にある大きな力」をテーマに「2024青年講演会」が開催されました。大型台風の影響で全国的に開催が危ぶまれましたが、当日は奇跡的に台風の進路が変わり、天気が回復。発信拠点となった東京国際フォーラム ホールBと全国25会場を中継し、合計4500名を超える方々が参加されました。中京会館においても多くの青年が参加し、会場は青年たちの活気で溢れました。特に「12の菩提心」（本当の自らを求め、他を愛し、世界の調和に貢献する心）のボードの前で、それぞれの菩提心を生きた体験を語る青年プレゼンターの発表に、大勢の参加者が真剣に耳を傾けていました。
13時より始まった前半プログラムのシンポジウムでは、オープニング映像で青年塾や菩提心の紹介があり、その後、3名の青年によるパネルディスカッションが行われました。彼らはそれぞれ異なる背景を持ちながらも、菩提心を通じて見えないインビジブルシェル（見えない心の殻）を溶かし、予想もしなかった未来を切り開いている姿が共有され、会場は感動と拍手に包まれました。
後半の高橋先生の講演では、広大な宇宙のマクロの世界から人体のミクロな世界までを体感できる映像放映の後、先生は世界の多層構造とその神秘性について語られました。さらに先生は、内なる心もまた神秘を湛えた広大な宇宙であり、その心が人生をつくってゆくと述べられ、「ぼくたちの中にある大きな力」を取り戻すためには、固定概念や偏見といういわば心に貼り付いた憑きものを落とすことが必要であると説かれました。続いて先生は、かつて青年塾で学び、現在は大学で教鞭を執っている方を壇上に呼ばれ、その方の人生の中で「大きな力」がどのように現れていったのかについて、その方の歩みを振り返りながら紐解いてゆかれたのです。誰の中にも自分でも気づかない「大きな力」があり、その力を取り戻す道が確かにある――。そのような実感が参加者1人ひとりの中に深く刻まれるとともに、新しい未来に向かって歩み出す時となりました。
（詳しくは、コチラ）