漢字1文字に新たな年を生きる願いを託して
新型コロナウイルスが世界を席巻した激動の2020年を締めくくる大晦日の夜、中京会館を発信拠点として「2021総合・新年祈りの集い」が全国・海外をインターネット回線でつないで開催され、約12,000名が参加しました。
感染対策が講じられた中京会館では、「2020感謝の集い」で好評を博した「G.EXPO」が再現され、「魂の学」の人間観・世界観を体験できる様々なコーナーが設置されました。新型コロナウイルスの流行という先行き不透明な事態に見舞われながらも「魂の学」によって「必ず道はある」との確信と希望を抱くことができた2020年――。その恩恵を心に刻みながら各コーナーに足を運ぶ参加者の姿が印象的でした。とりわけ、高さ25メートルのアートスペースでは「2021輝く願いのインスタレーション」が開催され、全国の会員が新たな年を生きる願いを託して投稿した漢字1文字が美しい映像を背景に次々と映し出されると、神秘的な光景に思わず心が奪われます。まるで希望に満ちた異次元空間に包まれているようでした。
希望を抱いて「まさかの時代」を歩み出す
23時、2020年を振り返るところからプログラムがスタート。今年1年がいかに「魂の学」に支えられた歩みであったかが分かち合われました。
その後、高橋先生が聖堂に立たれ、新年に向けた祈りを捧げる中、2021年が幕を開けたのです。
続いて、先生は、KAGAMIホールに移動され、講話がはじまりました。
冒頭、先生は、新型コロナウイルス拡大というような、かつては想像もしていなかった困難に見舞われる時代に入ったことを示され、「まさかの時代」を生きるための秘訣について明かされたのです。
講話が終わると「寿ぎの場」へとプログラムが進み、世界で活躍するプロの楽器演奏者によるニューイヤーコンサートや祝い太鼓、それに合わせた力強い書のパフォーマンスが披露され、活気があふれました。
厳しい時代だからこそ「魂の学」の人生観を深め、人生の宝を見つけてゆきたい! そのような想いが参加者1人ひとりの中に深く刻まれ、勇気と希望を抱いて2021年を歩み出すときとなりました。