- 2017.12.6
- GLA中京本部便り
エントランス
中京会館の1階部分は、外装からエントランスまで緑色の石張りで、エントランスは広々とした空間になっています。ここで使われている石は米国バーモント州産のスレート石で、愛知県豊田市の「豊田市美術館」や、香川県坂出市の「香川県立東山魁夷せとうち美術館」の外装にも使われています。
中京会館では、応接室を3室、授乳スペースもある子ども室、研修室を用意しています。また、フロアの一角には、一般の方も利用できる、地域に開かれたカフェテリアも併設されています。
大階段
カフェテリア
エントランス
2階ロビーから見た大階段
芸術空間としての吹き抜け
1階から、「魂の学」の発信拠点であり、研鑽の場であるホール(604席)や講堂(200名収容)のある2階へは、エレベーターとともに、幅が5 mを超える大階段でつながっています。この階段はコンクリートを鏡面状に磨いて仕上げられていて、岐阜の会員の技術協力によって制作しました。そして、大階段を上がった2階部分は、屋上まで20 mを超す高さの吹き抜けになっています。
この吹き抜けは、芸術空間として使用されます。たとえば竣工式等の催しでは、幅10 m、高さ20 m超の吹き抜けの壁を使った「インスタレーション」(場所や空間全体を作品として体験させる芸術)が行われました。
GLAには、「魂の学」の実践の一環として、演劇を主体とした総合芸術の創造に取り組むプロ・アマ混成のプロジェクト「ルネサンスアートシアター」や、音楽活動に取り組む「TLミュージック」があります。今後、この空間で、様々な芸術活動を披露し、「魂の学」の世界観を体験していただくことを計画しています。
吹き抜け
竣工式での吹き抜けを使ったインスタレーション