- 2019.4.1
- GLA中京本部便り
3月17日(日)、GLA中京会館で、小学1年生~高校3年生とその親御さんを対象に「2019チャレンジングエンジェルススクール」が開催されました(チャレンジングエンジェルスは、「挑戦する天使たち」の意)。
新学期を間近に控え、初めて参加する子どもたちも多く、とても活気あふれる温かい場となりました。
今、わが国では、「生きてゆく力を育む」という理念のもとで教育改革が進められていますが、受験や部活、人間関係などの日々の生活において悩みを持つ子どもや、子どもとの関わりで悩む親御さんも少なくありません。
そのような子どもたちや親御さんが抱える問題や課題を「魂の学」によって解決してゆく場が「チャレンジングエンジェルススクール」です。
プログラムは、昨年7月、記録的な豪雨により多くの方が亡くなった「西日本豪雨」の際、被災地に赴かれ、陣頭指揮を執って支援活動をしてゆかれた高橋先生の映像記録を視聴してゆくところから始まりました(詳しくは→コチラ)。
続いて、子どもたちは「2018かけ橋セミナー」での高橋先生の講演映像を視聴しました。どのようにしたら「最高の未来」をつくることができるのか――。そのためには、人生の分岐点で挑戦という選択をして、心の力を磨くことが何よりも必要であることを、先生は様々な事例や教材を使いながらわかりやすく説明してゆかれました。
その後は、心の力を磨くことを体験的に学ぶ研鑽です。限られた時間の中で、仲間と協働しながら、自分たちの想いを見つめ転換してゆく挑戦――。その中で、子どもたちは「心と現実がつながっている」ことを楽しく体験していったのです。
続いて、新学期を前に、願いを抱いて新たなスタートを切ることができるように、「チャレンジングシート」(子どもたちのための教材シート)に取り組みました。「友だちと仲よくなりたい」「クラスを1つにしたい」「高校受験に向きあいたい」「最高の卒業式を創りたい」等々、1人ひとりが心に願いを描き、挑戦しようという想いを確かにしてゆきました。
子どもたちの研鑽と同時に、別室では親研鑽が開催され、子どもとの関わりの中で起こる出来事を介在に、「止観シート」(瞬時の心の動きを掴むためのシート)に取り組みました。
冒頭、1枚の「止観シート」によって、子どもとの関わりが変わり、その結果、子どもの未来が大きく変わった方の体験談が紹介されました。そして、それぞれが「止観シート」で自分の心を見つめてゆくと、深い後悔をとともに、「愛する子どもを傷つけていたのは自分だった」という気づきや発見が参加者の中で次々と起こってゆきました。そして、その奥から湧き上がる「子どもの可能性を伸ばしたい!」「そのために私が変わってゆきたい!」という願いを抱いて、新たな1歩を踏み出す1日となったのです。
8月には、「2019かけ橋セミナー」が開催されます。皆さんの参加を心からお待ちしています!
<参加した子どもたちの声>
●優しく皆を励ます看護師になりたい
私は看護師になりたい夢があります。先生のように、優しく皆を励ますことのできる看護師になりたいです。(小2女子)
●色々なことに挑戦してゆきたい
今までお母さんに「思い方がだいじ」と言われても、よくわからなかったけど、高橋先生から、思い方によって事態に対する気持ちが変わってしまうことがわかりました。これから迷わず色々なことに挑戦してゆきたいです。(中1男子)
●毎日、宿題以外の勉強をします
今までは「今やらなくてもいいや」と怠ける心が出てきて勉強が全然進みませんでしたが、これからは、シートに取り組み、宿題以外での勉強を毎日45分間取り組みます。(中2女子)