GLA中京本部便り

シリーズ「魂の学」実践講演会開催!――研究職から臨床の現場へ

7月28日(日)、医療型障害児入所施設の施設長(院長)として日々多くの子どもたちの診断治療をされている医師・許斐博史さんがGLA中京会館で講演をされ、300名を超える方が参加しました。プログラム冒頭に高橋佳子先生と許斐さんとの対話映像が放映された後、許斐さんが登壇し講演をされました。

かつて、大学や研究室で難病の研究をし、まさにエリートコースを歩まれていた許斐さん。心の深くで「何か違う。患者さんの痛みに直接応えたい」という疼きが消えず、41歳で発達障害を持つ子どもの医療現場に飛び込みます。しかし、施設の運営が本格的に始動したころ、6名の看護スタッフの同時退職。そのときに、退職していった看護スタッフから辞めた理由や問題だと感じていたことを1つ1つ尋ね、「魂の学」の実践原則に従い、理想の医療のために自分自身を変えようと生き始めたとき、大きく事態は変わってゆきます。患者さんを魂として受けとめ、癒し、支え、患者さんの無限の可能性を開いてゆく新たな医療がそこから始まっていったのでした。

講演が終わると、許斐さんは参加者1人ひとりとの個別の相談にも応じ、その出会いは数時間にも及びました。参加者からの質問に真摯に向き合われる姿に、「私も『魂の学』を学んでみたい」というお声が聞かれました。
許斐さんの実践は『未来は変えられる!』(高橋佳子著、三宝出版)に詳しく紹介されています。ぜひご一読ください。

参加者の声
●許斐さんのすさまじい実践に感動。憧れます。
辞めてゆかれたスタッフの皆さんの元に出向かれ、190項目もの苦言をヒアリングされ、自分を転換された許斐さんのすさまじい実践に感動しました。憧れを抱きました。誰の中にもある「魂の願い」可能性を信じて関われる私になりたいと思いました。
(40代女性)

●許斐さんの実践に倣い、私も実行してゆきたい
自分自身が変わって、相手の魂の声を「聞く、聴く、訊く」ことは大変だと思います。しかし、それを実践された許斐さん。私も少しでも実行してゆきたいと思いました。
(50代女性)

●実践に感銘しました。
実践に裏打ちされた許斐さんの講演を伺い、深い感銘を受けました。
(70代男性)

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